Bodega Atrium Vitiis
アトリウム・ヴィティス
- 生産地域
- ガリシア州 リベイラ・サクラ
中世ローマ時代からの伝統を引き継ぎ、絶景の景観や多様な土壌から生み出されるワインを生み出す芸術的生産者!
ガリシア州リベイラサクラの小さな町にある超少量のワイン生産者です。
中世ローマ時代から始まったワイン造りは今でもしっかり彼らによって引き継がれています。
畑が属するエリアはユネスコ世界ジオパークに2019年に指定され、とても美しく、険しく、複雑で、ユニークな地質からガリシア州の多様性に富んだ複数の土着ブドウから非常にエレガントな単一、及びブレンドワインが生産されています。
当主のAnaを訪れる時は必ずブドウ畑に行き、各区画のテロワールや土壌や地質が彼女のワインにどの様に反映されているかを熱心に語ってくれます。
自然に真摯に向き合って生まれた職人ワイン、そんな彼女のワインへの限りない愛情はボトル一本一本に彼女自身が手書きで描くラベル※にも反映されています。
※一部の銘柄に限られます。
生産者の商品一覧
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シリウス・フェロ
高級土着品種ゴデーリョ95%とドナ・ブランカ5%使用。
一時は絶滅の危機にあったゴデーリョを復活させました。スペインで最も景観の美しいと言われる葡萄畑が広がる地域で栽培されるゴデーリョの華やかな香り、綺麗な酸味、フレッシュな果実味、ミネラル感に、ドナ・ブランカのコクや心地良い苦味がアクセントとなり、繊細で複雑味のあるワインに仕上がっています。リンゴ、白桃、バナナ、グレープフルーツ、白い花等、アロマティックな香りが立ち上がります。生産地リベイラ・サクラは「聖なる川岸」の意味。スペイン北西部のガリシア州の内陸側に位置し、ローマ時代からワイン造りが行われている銘醸地域に、長年受け継がれてきた生産者の小さなワイン畑があります。壮大な自然に囲まれ、標高420mの急峻な渓谷の斜面に段々畑が広がります。鉄分を多く含む粘土質土壌の古樹のブドウが、味わい深いワインを造ります。
ラベルのロゴには、当時ブドウの運搬の為にシル川を流れるボートが描かれています。 -
パシオ・デ・ドナス
土着品種アルバリーニョ85%、トレシャドゥーラ15%使用。長期間の醸し後、フレンチオーク樽での発酵と澱と共に熟成させる事でアプリコット、菩提樹の花、ナッツやコーヒーやチョコレート等の複雑な香り。非常に円やかで凝縮感の中にバランスの取れた酸が特徴で、長い余韻も楽しめます。より良い香りや風味を堪能頂く為、デキャンタや、10分程度空気に触れさせる事をお勧めします。 -
シリウス・ラスポン
土着品種メンシア、ブランセエリャオ、ガルナッシュ、ソウソン、メレンサオ、今では大変珍しい単一畑の複数の品種を多く含み、それぞれの個性を活かし、見事なバランスでブレンド。骨格がありながら、非常にフレッシュ、フルーティなワインです。熟成にも向いています。