
Esteban Celemín
エステバン・セレミン
- 生産地域
- カスティーリャ・イ・レオン州 トロ

トロの異端児、絶滅危機の持つ個性と可能性をトコトン引き出す魔術師!
ドウロ川の南でトロとの境界にカスティーリャイレオン州のCastronuñoにあるっ自然派生産者です。
1990年に絶滅危機にあった土着品種のAlbillo Realに熟成によるポテンシャルを復活させるべく100年近くの古木を自らのブドウ畑にそのままの形で植え替え、木それぞれの選定方法を維持しながら、それぞれの木からの個性をそのまま生かし、ワイン生産を行っている。
また白以外いもティンタデトロ(別名:テンプラニーリョ、赤)やベルデハやマルバシアのクローンなどの土着品種を使った超小面積の単一畑(プロット)からの貴重なブドウからのワインを生産している現在スペイン職人自然派ワインで注目の生産者です。
生産者の商品一覧
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モンヴァシア・オレンジワイン 2021
ライチや柑橘の白い花、ピーチ、ブラッドオレンジ、オレンジピール、ラベンダー、ナッツ、そしてヨーグルトの様な多層で且つ厚みのある香りが溢れます。口に含むと、クリーミーな口当たりが特徴的で、豊かでしなやかな酸味と成熟した果実味が調和し、アフターで感じる上質な苦味がワインの輪郭を美しく整えます。清涼感を伴う長い余韻が心地よく続きます。
生産者がこの地の土着品種アルビリョ―・レアルの耕作放棄地の畑を購入した際、偶然にこの畑に150本の樹齢100年を超えるマルヴァシアの古木が植わっていることが分かり、植え替えることなく超少量ながらも歴史を刻むブドウ樹からワインを造り続けています。年間生産本数限定700本の希少性の高いワインです。
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ウルティマス・ウエリャス 2019
香りには、完熟した黄色いプラムやアプリコットのアロマを基調に、アカシア、蜜蝋、オレンジピール、シナモンといった複雑な香りが重なります。口中ではリッチなテクスチャーと凝縮した果実の豊かさが長く続き、フルボディのしっかりとした骨格を感じさせます。
アルビーリョ・レアル100%、樹齢90年を超える古樹が植わる極めて小さな区画から収穫される希少なブドウを使用。年間降雨量350ml以下の雨量、豊富な日照量、そして高標高(770m)による激しい寒暖差の畑が、その凝縮した品質を育みます。「Últimas Huellas」は「最後の足跡」を意味します。これは、「いつか途絶えるかもしれないブドウの収穫に感謝し、土地とブドウ樹を慈しむ」という、生産者の深い哲学が込められた名です。年間生産本数はわずか650本であり、さらなる熟成が期待できる一本です。
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エル・マナンティアル 2020
オレンジママレード、柑橘の皮、ドライピーチ、蜂蜜、ジンジャー、白い花、ジンジャーブレッドといった複雑で芳醇なアロマが特徴です。口に含むと、大変滑らかな口当たりで、熟した甘やかな果実味が、しなやかな酸味によって立体的に表現されます。アフターには心地良い苦味が明確な輪郭を作り、厚みのある味わいの長い余韻が広がります。
わずかに貴腐菌が付いたヴィンテージであるため、独特の風味がワインに深みを与えています。フルボディのこの希少なワインは、年間わずか450本のみの生産です。銘柄の『EL Manantial』は『湧き水』を意味し、ワイン畑のすぐ傍にある泉に由来しています。
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アフエレニャス・ラス・ウヴァス 2021
ライチ、オレンジの花、ライム、ピーチ、ラベンダー、ココナッツ、ヘーゼルナッツ、杏仁豆腐、ナッツの香りが取れます。口に含むと瑞々しく凝縮した華やかな印象の果実味が口中に広がり、なめらかな酸味がワインに厚みをもたらします、複雑な香りと深い味わいの余韻が長く続きます。
ミディアム・フルボディ。銘柄の“アフエレニャス”は“外来”の意味です。こだわった舶来品種(シュナンブラン/ルーサンヌ/ヴィオニエ)を栽培し、トロの大地に見事に適用した事から名付けられました。 -
ベルデハ・レ・ディセン 2020
ベルデハ(白)100%使用。生産地のトロ地域ではベルデホをベルデハと呼んでいますが、トロにある生産者のエステバン・セレミンの畑で生産されるベルデハはギュっとした凝縮感があり、フェンネルシード、緑のレモン、ムスク、デイジーの花、甘草など、上品で複雑な香りと味わいで、口中の印象はクリーミーで、低く長く続く綺麗な余韻があります。ライムや白い花、フェンネル、ムスク、草の様な香り。アタックではフレッシュな印象ですが、厚みのある仕上がりです。 -
べルデハ・レ・ディセン 2021
熟れたリンゴ、フェンネルシード、グリーンレモン、ムスク、デイジーの花、ヴァニラ、トーストバターなど、上品な爽やかさの中に甘さを感じる複雑な香りが特徴です。グラスの中で時間と共に、その香りの層がゆっくりと開いていきます。口に含むと、クリーミーな口当たりが心地よく、なめらかな酸味と円やかな甘味が豊潤な印象を与えます。凝縮した果実味とオークの心地よい調和が、長く続くエレガントな余韻へと広がります。
ブドウ品種『ベルデハ』は、ルエダ地方のベルデホ種のトロ地域での呼び名です。遺伝子自体はベルデホと同じですが、フェノタイプ(表現型)が異なり、ルエダ地方のベルデホと比較して、より風味が強く、骨格があり、凝縮感のあるプロファイルを持っています。ラベルには、このワインを囲んで二人の人物が語り合っている様子が描かれており、ワインがもたらす喜びや対話を象徴しています。
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カヌカス 2021
赤スグリ、凝縮したブラックベリー、スミレ、ローズマリー、ヨーグルトやローリエ、スモーキーな香り。口に含むと果実の甘い風味や程よい酸味のバランスがよく豊潤な印象で、果実を中心に旨みを伴った長い余韻を感じます。
ラベルの“Canucas”はビー玉の意味で、生産者が幼少の時にワイン畑でビー玉遊びを毎日していた事から名付けられました。 -
メルキアデス 2021
標高800mを超える厳選された6つの小区画に植えられた、樹齢65〜100年を超える古樹のブドウを使用しています。香りは、完熟からややドライな印象のプラムやプルーンを基調に、バラ、タイム、ローズマリーといったハーブ、さらに黒胡椒、ヴァニラ、チョコレート、シガーなどが複雑に絡み合うのが特徴です。
口に含むと、凝縮した果実の甘味、豊かなアルコール、ふくよかで丸みのある心地良い苦味を伴うタンニン、そして柔らかな酸味が絶妙なバランスで溶け合います。ふくよかな印象の中にフィネスを感じさせ、複雑な味わいと香りの重心が低い余韻が長く続きます。銘柄名の「MELQUÍADES」は、生産者の亡き祖父の名前であり、ラベルに描かれた似顔絵は祖父へのオマージュとして捧げられています。